日本映画批評家大賞

祝辞



文部科学大臣 下村博文

第22回日本映画批評家大賞の開催を心からお慶び申し上げます。
また受賞された皆様、誠におめでとうございます。

本賞は批評家ならではの視点で選ばれるものであり、
日本の映画文化の向上に資する賞として広く定着しているものと存じます。

映画には人々の心から忘れられかけている歴史、
文化を再認識させてくれる力があり、
国民に広く親しまれている文化として、
我が国の文化を振興し、発信する上で重要な役割を果たしています。

約120分で夢と希望そして感動を与えてくれ、
なおかつ日本という美しい国を映し出すことができる、
一つの有効な表現手段でもあると思います。

今回受賞されました方々をはじめ関係者の皆様には、
今後とも多くのより人々に大きな感動を与える素晴らしい作品を生み出し、
発信し続けて下さるよう期待致します。

最後に、映画批評家の方々のこれまでのご努力に
改めて敬意を表しますとともに、日本映画批評家大賞と
映画界のますますの発展を祈念して、御祝いの言葉といたします。

文部科学大臣
下村 博文